3.4 アップグレードに伴う問題とその解決方法
-
エラーに遭遇したら、まず以下を試して原因の切り分けを行ってください。
- 利用中のプラグイン、またはテーマに互換性の問題がある可能性があるので、プラグインをすべて無効化し、テーマをデフォルトの Twenty Eleven に戻してみる。
- 管理画面に入れない場合は、FTP でプラグイン・テーマフォルダの名前を変えてみる。
- mu-plugins フォルダのプラグインも全て無効化する。
- サイトのファイルが破損している可能性があるので、すべてのファイルを手動で再アップロードしてみる。
- 画面が真っ白になってしまう場合は、HTML ソースコードの出力有無確認、また、wp-config.php を編集し、エラー出力の有効化 (WP_DEBUG) や
PHP メモリ割当の増加 (WP_MEMORY_LIMIT) を行ってみる。 - キャッシングプラグインを使っている場合、一度キャッシュを削除してみる。サーバー、ブラウザキャッシュもクリアする
フォーラムに投稿する前に、必ずこのスレッドと 3.4 の新機能一覧をすべてお読みください。また、インストール先のこのページ http://example.com/wp-admin/about.php (ドメインは自分のものに変更してください)でアップグレードに伴う更新をチェックしてください。
WordPress 3.4 の既知の問題【プラグイン編】
必ず最新バージョンのプラグインを使ってください。多くのプラグインはすでに更新されており、3.4 に対応しています。
クリーンインストールにひとつのプラグインだけを入れて問題が起こらない場合は 3.4 の問題ではなくプラグイン衝突のせいです。- DB Cache、DB Cache Reloaded、DB Cache Reloaded Fix は、アップグレード時に dbrc_wpdb::delete をポイントし、fatal error を発生させます。詳しくはこちら(Google 翻訳)をご覧ください。
- bbPress Admin Bar Addition: 新規投稿時に問題が発生することが報告されています。
WordPress 3.4 の既知の問題【テーマ編】
必ず最新バージョンのテーマを使ってください。例えば TwentyTen や TwentyEleven も今回アップグレードされています。Fatal error: Class ‘WP_Theme’ not found in
Solution: Reinstall WP というエラーが出る場合、class-wp-theme.php ファイルがデフォルトでインクルードされています。
これが起こるのは、wp-includes/theme.php ファイルが更新されていており wp-settings.php ファイルがそのままになっている場合です。wp-admin に入れなければ、手動アップグレードを行なってください。開発者向け情報
3.4 のテーマに関しては、http://make.wordpress.org/themes をご覧ください。よくあるのは、カスタム背景・ヘッダーの処理に関する問題です。
役に立つリンク
- http://make.wordpress.org/themes/2012/04/06/updating-custom-backgrounds-and-custom-headers-for-wordpress-3-4/
- http://sabreuse.com/flexible-headers-in-wordpress-3-4-themes/
- http://ottopress.com/2012/how-to-leverage-the-theme-customizer-in-your-own-themes/
- http://wpdevel.wordpress.com/2012/06/07/wordpress-3-4-field-guide-for-developers/
開発者ではない方で、たくさんのエラーが表示される場合、wp-config.php ファイルで define(‘WP_DEBUG’, false); が設定されているかどうか確認してください。デバッグ中ではない場合、true にする必要はありません。
この情報は、英語フォーラムの「Troubleshooting WordPress 3.4 – Master List」を訳したものです。更新されている場合もありますので、原文も参照してください。
- トピック「3.4 アップグレードに伴う問題とその解決方法」には新たに返信することはできません。